エニィーとラムと野菜と黒牛と青空

趣味で育てている野菜の成長や、日々の日常などと綴っていきます。

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東北一人旅:1日目(男鹿半島)

早朝の4時はさすがにまだ暗かった。不安と期待を載せてまずは栃木ICから東北道に入る。

東北には、奥入瀬渓流や紅葉を見に来たことはあっても一泊の短い旅行である。「行った」というほどのことに過ぎない。

奥様がかつて創った音楽を聴きながら夜明けを迎える。透き通ったブルーの空から不透明な青に変わる。まるでタブレットPCのスクリーンから安いPCの画面で見ているかのように。
外出好きな奥様は何時もついてくる。いや、貴方が濡れ落ち葉のように私についてくるのよ・・・・と笑うだろうけれど。

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北上JCTから秋田道に入ると左側から大きな音が聞こえる・・・・どう考えても蝉の鳴き声である。こんな蝉の鳴き声を聞いたのは久し振りだろう。我が家のような田舎でも、こんなたくさんの蝉の鳴き声をもうしばらく聴いたことはない。

一人で1週間も旅行するのは約20年前に北海道をバイクで走って以来のことである・・・・そんなことを思っていたら昭和男鹿半島ICに予定通りに到着。お決まりのナマハゲに旅の無事をお願いした。

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ナビの無い愛車S2000、当然脇道に迷い込むこともしばしば。最初に迷い込んだこの漁港では地元のおじいさん2人が釣りをしていた。ツーリング・マップルだけではどうしようもない。とにかく大きな道路を探して、何とかK59の男鹿半島線に復帰。最後は勘と度胸で行くしかない。ところがこの僕は方向音痴だし、決断力のなさをいつも奥様に指摘され続けてきた。よく63年間も凡そ無事に生きてきたものだと思う。

そうか、僕には勘も度胸も無かったけれど、幸運だけには恵まれていたのだろう。

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美しい海岸線を左に眺めながら進む。海の無い栃木県出身としては、こういう風景の中をオープンカーでドライブすることが長年の夢ではあった。

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すでに12時を過ぎていても空腹を感じない。K59からK121にスイッチし、入道崎を目指す。すると前から来た3~4人の自転車乗りから、

「かっこいい!」

の声が聞こえた。

それほどでも・・・・!?(←何か勘違いしていません?・・・・車のことですよ!)

ここは北緯40度。東西に石列が並ぶ。後でもう一度40度線を越えることになる。

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北緯40度のモニュメントの周りは緩やかな傾斜が開けている。慣れている人なのか、家族でお弁当をひろげていたり、犬を散歩させたりしてる。
道路を挟んだ反対側はお土産屋さんと食べ物屋さんが並んでいる。皆さんのお目当ては海鮮丼。奥様と慎吾君からは、インスタ映えする海鮮丼の写真を期待されてはいたが、空腹を感じていないことと観光客の多さに次の目的地に向かった。

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入道崎から東回りのK55を下り、途中K59→K121で八望台に向かう。入道崎と違い観光客は少ない。展望台隣のレストハウスも店仕舞している。
展望台から二ノ湖と戸賀湾を望む。

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八望台からの眺望を楽しんだ後は、「なまはげライン」を走り寒風山に向かう。緩やかなアップダウンとコーナーが続く。海岸線の道では常に海側に注意の半分が取られているが、山道は真っすぐ前だけに集中できる。景色よりは走ることそのものに集中する。

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寒風山パノラマラインを駆け上がると男鹿半島を一望できる寒風山に到着。車を止め、100段程の階段を上り展望台に到着。
写真を撮るも、どちらの方向を向いているのか自信がない。↓の写真では妻恋峠が見えていることから判断すると南側のようである。

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↓の写真の直線的なラインは八郎潟だと思われるので東なのだろう。ファインダーを覗きながら、自分が今どの方角を撮影しているのか全く分からなかった。もちろんそれで別段困ることはないのだが。

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十分に眺望を楽しんだ後は今夜の宿に向けて北上する。K42の「菜の花ロード」を走っていると入道崎と同じ北緯40度の標識がある。ここは入道崎からの真東にあたる。とにかく真っすぐで、車の少ない道である。

相変わらず空腹を感じないものの、何か食べておいた方が良いという身体からの警告に従い、道の駅「おおがた」で一休みすることにする。選んだのはジェラード。確か「みそ味」とか見慣れない種類に驚いたが、結局メロン味?を頼んだような気がする。ここのジェラードをブログに書こうとは思ったものの何味だったかまでは記憶にない。写真の色合いから判断するとやはりメロン味のようである。チコちゃんなら「ボーッとして生きてるんじゃないよ!」と言うところだろう。

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その後はひたすら北上するだけであるが、道路標識の番号が頼りである。土地勘が無いので、都市名を見ても判断できない。
最近は電車の駅名にも記号と番号が割り振られているが、外国から来た観光客には便利であろう。見知らぬ土地に来て、つまり自分がよそ者になって初めてその有難さが分かる。

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今日最後の観光地には「十二湖」を予定していたが既に午後3時半を過ぎており、散策するには時間と体力が限界と判断して車で往復したのみ。
今夜の宿は、十二湖駅近くの小さな岬にある旅館「森山荘」。荷物を降ろし、お風呂で汗を流して、さっそくこの日最後の楽しみにしていた夕陽を見に海岸に向かった。

夕陽が沈むまでは30分程あり、ずっと夕陽を見つめることも出来ず、ピクチャーエフェクト等も試して時間を潰す。期待していたような赤々と空を染め上げるような夕焼ではなかったが、何事もそう上手く行く筈もなし。事故もなく、天気も良かったことでこの日は十分なのだ、とそう自分に言い聞かせる。

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この旅館は、創業したころは沢山の客で賑わったのか建て増ししたらしい客室は沢山あるようだったがこの日の宿泊客は僕を含めて2人のようである。

静かな食堂でテレビを見ながら300mlの冷酒を2本呑んで、この日は正体を失った。

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つづく


Comment

NoTitle 

一人旅、初日お疲れ様でした。

画像にはボクも何度か駆け抜けてきた景色や道が写っていて、
とても楽しくブログを拝見しました。

それにしても、豪勢な晩御飯ですね!
ボクも今度は旅館に泊まってみようかな(^^)
  • posted by tomo 
  • URL 
  • 2018.08/27 10:00分 
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NoTitle 

こんにちは。

きっとtomoさんも走っている道が多いのでしょうね。僕はほとんど初めての道でした。

今回は旅館とビジネスホテルを使いましたが、ビジネスホテルの場合、外食になり、結果的には旅館の費用よりたくさん掛かってしまうことが多かったように思います。最後の夜は、ホテル代は朝食付きで5,500円でしたが、最初の飲み屋と2軒目のバーで7,000円以上かかっていますので、結局変わらない、あるいは旅館よりもっとかかるというのが結論でした。
是非試してみて下さい。
  • posted by 忠 
  • URL 
  • 2018.08/27 12:09分 
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